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人妻Mの白昼夢~入れ替わられた女~
第1章 プロローグ

これから語らせていただくのは、この数年間にわたくしが被った、おぞましくも淫靡な性的体験です。本来なら、お医者様の仰るように記録になど留めず忘れてしまうべきなのでしょう。
でも、あれが退屈な結婚生活を送るわたくしの白昼夢にすぎなかったのか、それとも本当にわたくしの身に起こった現実の出来事だったのか?それを確かめないことにはいつまでもあの淫夢に囚われてしまいそうなのです。
いえ、もしかしたら今の穏やかな生活のほうが夢なのかもしれません。わたくしのこの身体の疼き、抑えがたい性的欲望がこれを記述している今この瞬間も湧き出しているのは確かな事実ですから。出産を控えたお腹の大きなこの身体で。
お腹の子どもは本当に夫の子どもなのでしょうか?確かに夫と妊活しましたし、このままいけば父親は夫になるのが当然なのです。でも、妊娠を告げたときに夫が浮かべた戸惑いの表情が忘れられません。わたくしが他の男性と愛を交わしていたことも事実ですし....。
そもそもわたくしはいったい何者なのでしょう?
この手記はわたくしが自分のアイデンティティを明らかにするために書かれなくてはならないのです。それにもしわたくしの記憶が現実なら、今後同じような犠牲者が現れないようにするためにも、あの館のことを公にするべきだと思うのです。
性的な表現を苦手とする方には申し訳ございませんが、ありのままの事実をお伝えするために表現が直接的かつ具体的になってしまうことをご容赦くださいませ。
それでは....。
でも、あれが退屈な結婚生活を送るわたくしの白昼夢にすぎなかったのか、それとも本当にわたくしの身に起こった現実の出来事だったのか?それを確かめないことにはいつまでもあの淫夢に囚われてしまいそうなのです。
いえ、もしかしたら今の穏やかな生活のほうが夢なのかもしれません。わたくしのこの身体の疼き、抑えがたい性的欲望がこれを記述している今この瞬間も湧き出しているのは確かな事実ですから。出産を控えたお腹の大きなこの身体で。
お腹の子どもは本当に夫の子どもなのでしょうか?確かに夫と妊活しましたし、このままいけば父親は夫になるのが当然なのです。でも、妊娠を告げたときに夫が浮かべた戸惑いの表情が忘れられません。わたくしが他の男性と愛を交わしていたことも事実ですし....。
そもそもわたくしはいったい何者なのでしょう?
この手記はわたくしが自分のアイデンティティを明らかにするために書かれなくてはならないのです。それにもしわたくしの記憶が現実なら、今後同じような犠牲者が現れないようにするためにも、あの館のことを公にするべきだと思うのです。
性的な表現を苦手とする方には申し訳ございませんが、ありのままの事実をお伝えするために表現が直接的かつ具体的になってしまうことをご容赦くださいませ。
それでは....。

