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センセイと課外授業
第2章 呼び出し
顔をあげると、優しく笑っている山田先生がいた。

(怒られない..?や、やっぱり優しい先生だ..)

しかしホッとして顔を緩めた瞬間、

「若いうちは性欲が強いのはわかるけどね。……授業中に妄想してんじゃねぇよ。」

「....」

(....へ?あら?今の声はどこから..)

私が低い声の主を探そうと周りを見渡すと、山田先生がメガネを外した。

整った顔が現わになり、思わず息を飲む。
「..え、っと..」

「放課後の教室で..オナる奴なんてマジでいたんだ。」

「!?」

にやりと口の端をあげる先生から目をはなせないまま、私はその場に固まった。
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