この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
センセイと課外授業
第13章 好きって

「カナ、イったんだ…」

トシくんが微笑んで私の髪に指を通した。

「…は、恥ずかしいよ…」

じっと見つめられ、恥ずかしくなって少し目を逸らす。

「ねえ…いい?」

トシくんが、露わになった耳元でささやいた。

その瞬間また心臓が跳ね上がるように強く打ちだした。

(と、とうとう…トシくんと…)

「…いいよ…」

逸らしていた目を戻すと、トシくんが少し緊張した面持でうなづいた。

「待ってて。」

そういってトシくんはチュッと額にキスをしてから、近くにあった棚の引き出しから何かを取り出し、素早くもどってきた。

その手には、アレ、があって、私は一気に現実に戻されたような気がした。

(いまから…するんだ、ほんとに、としくんと…)

緊張が走る。

トシくんがベルトに手をかける姿をじっと見ていると、その視線に気づいたのかこちらを見て苦笑いした。

「あんまり見られると脱げないんだけど…」

私はハッときづいてあわてて目を逸らした。

「ご、ごめんっ」
/199ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ