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センセイと課外授業
第5章 課外授業②
上を向かされ、じっと見つめられる。
メガネの奥の瞳に吸い込まれそうだった。
(あう..格好いい..)

すると先生がメガネを外してまた私を見た。

「一ノ瀬、復習だ。お前からしてみろ。」
「..っ..」

ゆっくり目を閉じる先生。
私は少しためらってから、肩に手をおいて長い睫と唇を見ながら顔を近づけていった。

「..っ..」

軽く唇がふれて、私はすぐに離した。

(じ、自分からしちゃった!センセイに!)

しかしそれだけで興奮している私とは違い、先生は目を開けると私を睨みつけた。

「おい。復習になってない。こうだろ?」

そういってグイッと私の背中を引き寄せると、深いキスをされた。

「はむむむっ!!」

舌が奥まで入ってきて簡単に私を絡め取る。
顔の角度を変えては、ジュルルッと音を立てて吸う。


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