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第9章 距離と距離

週末を迎えていつもの待ち合わせ場所に向かう

暑いだろうし飲み物を買っていこうとコンビニに寄った

アタシは烏龍茶、康樹はﾌﾞﾗｯｸｺｰﾋｰ

何となく趣味や好きな物も解るように自然となっていることにまた少し嬉しくなってしまう

駐車場に向かうともう康樹は待っていた

『久しぶりだなぁ！ｶﾅﾘ暑くなってきたから服装がずいぶん変わった気がする！』

『本当に久しぶり！コレ！暑いから冷たいもの持ってきたよ～』

『ｺｰﾋｰさんきゅ！コレ好きなんだよな～頂くよ』

と喜んでくれた

山に向かって走り出す

康樹と会うとやはり今まで張りつめていた物が解けるような感じがした