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アナタとアタシ
第9章 距離と距離

その次の週も次の週も、康樹と一緒に過ごすことが出来た
釣り竿を2人で持ち海に出かけ、釣果が無くても楽しい時間を過ごす
いつしかまた元の関係のように
キスをしたりお互いに触れることも無くなっていた
あまり気にも留めていなかったが、次第に寂しくなる
毎週のように会っていても
今月康樹が触れてくることはなかった
ギクシャクしているわけでもないが、どういう訳か無性に悲しくなる
今日も何もなく別れの時間になり
康樹が口を開いた
『さて…今日も帰るかぁ!ナカナカ釣果望めないなぁwww渋いけどまた行こうぜ』
『…ん、そうだね…ナカナカ釣れない…また頑張ろ!』
『また頑張ろうなwww』
そう言って康樹が頭を撫でた
釣り竿を2人で持ち海に出かけ、釣果が無くても楽しい時間を過ごす
いつしかまた元の関係のように
キスをしたりお互いに触れることも無くなっていた
あまり気にも留めていなかったが、次第に寂しくなる
毎週のように会っていても
今月康樹が触れてくることはなかった
ギクシャクしているわけでもないが、どういう訳か無性に悲しくなる
今日も何もなく別れの時間になり
康樹が口を開いた
『さて…今日も帰るかぁ!ナカナカ釣果望めないなぁwww渋いけどまた行こうぜ』
『…ん、そうだね…ナカナカ釣れない…また頑張ろ!』
『また頑張ろうなwww』
そう言って康樹が頭を撫でた

