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ラブカルチャースクール 2
第7章 M Lesson 教養S
「さて…まだまだ明確な仕組みは、解明されていませんが…潮の成分については分かっていることがあります…それについて、ナツくん解りますか?」

ビシッとハナブサは腕を伸ばし、扇子の先をナツに向けた。

「はいっ!!」

ナツは威勢良く返事をして、スクっと立ち上がる…

ドキドキ…ナツ…頑張れ〜!

真剣な顔で、ハッキリと

「オシッコじゃ無いです!!」

言い切った。

「へっ!?」
「はぁ〜小学生かよ…」

驚く私と、呆れるハヤト。

「えっえっ!?違った?」

焦り出すナツにハヤトは、いても立ってもいられない感じで叱り出す。

「違わねぇけど、もっと講師としての回答ってあるだろ!だから補習になるんだよ!」

「そ、そっか!普段は成分の話しとかってしないから!」

「意識の問題だろ!」

ハヤトがそれなりに、指名が取れるのが少し納得が出来たかも…。

漫才みたいな二人のやり取りにハナブサは

「ナツくん…基本はその通りです…これから成分について簡単に説明をしていきます…」

然して気にもせず、淡々と解説を始めた。 

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