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監禁愛~奪われた純潔と囚われの花嫁~
第3章 Water mark(波紋)
「凄いゴージャス美女だわ」
 呟くまもなく、そのゴージャス美女は愛奈の前に立った。両腕を組んで脚を開いて仁王立ちになるという、いささか外見にはふさわしからぬポーズに、愛奈は呆気に取られた。
 この屋敷の門から広大な庭園を通り抜けてここ玄関に至るまでには、十分程度はかかるはずだ。なのに、至近距離に来るまで足音に気づかなかったのは、やはり反町君のことで愛奈の頭が一杯だったからなのか。それとも、女が猫のように足音を忍ばせていたからなのか?
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