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第6章 ストーカー？？

内診という検査を受け。

診察室に通された。


「先ほどの男性は、彼氏？それとも旦那さん？」


「えっと・・・友人で同居人です・・・」


少し、驚いた表情をされ


「幼馴染なんです・・・事情があって一緒に住んでます」


「そう・・・ここは家族しか入れないのよ・・・」


そう、蓮は偽の家族、本当の家族では無い。


「分かりました」


「特に問題は無いみたいだけど、子宮と膣に無数の傷がついてます
　そこから、ばい菌が入ったら大変なので、薬を処方しますね
　一週間後にまた来てください」


「わかりました」


私は、薬をもらい、病院の外に出た。


蓮は、私の元に心配そうな顔をして近寄り


「大丈夫だった？」


「うん・・・薬もらった」


少し、安心したような顔を見せた。


「蓮・・・もう帰りたい・・・」


正直、警察署に着いたところから帰りたくて仕方が無かった。


「分かった。帰ろうな」


「後の事情は、羽田さんから聞きました。手紙の事もね
　これから、色々調べますので、今日はもう帰って大丈夫よ
　疲れたでしょ？ありがとうね・・・」


そして、小早川さんは私の肩を掴み


「負けちゃダメよ！負けたらダメ！」


っと力強い言葉をくれた。