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第13章 落ち着ける場所

数週間後・・・。


ここ数週間はキスはするが、毎回寸止めされる。


でも、この時間が私はかなり安心でき落ち着いた生活を送る事が出来る。


何気ない日常が、好きだった。


この日の夜・・。


「ただいま」


「おかえり！」


あの日以来、蓮は帰って来るとキスをしてくれる。


でも、それだけ・・・。


「七海！」


「ん？」


「好きだよ！」


夕飯の片づけをしているときに急に言ってくる。


それが、凄く嬉しかった。


「七海は？」


「好きだよ・・・」


改めて言うと凄く照れるんですけど！！！


この生活がずっと続けば良いのになぁ。


私の落ち着ける場所は蓮の隣・・。

ここが一番のお気に入りで


一番落ち着ける場所だった。


それは、昔からかもしれない。


いつも、落ち込んでる時に蓮に話を聞いてもらうだけで凄く落ち着いた。


そして、妙に安心をした。


蓮に、言われる…大丈夫っという言葉は本当に偉大な言葉だ。