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第2章 初夜・・・

後で念の為、連絡しよう・・・。


あっ！そう言えば！職場の人とか言ってたな・・・


「ねぇ！ここに職場の人とか連れてくるの？」


「うん！結婚の報告、明日するから！」


なにーー？結婚してないのよ！疑似なのよ！！


「報告って何よ？疑似結婚しましたって言うの？」


「ううん！まさか！結婚しましたって言うんだよ！」


「なんでよ？」


「まぁ！良いじゃん！今日は疲れたし！寝よう！」


蓮は立ち上がり、キッチンへ空き缶を捨てに行った。


「ちょっ！ちょっと待って！話はまだ終わって無い！」


蓮の後ろについて行き、腕を掴むと蓮は、ニヤニヤしながら


「続きはベッドで話す？」


私は、蓮から素早く手を離し、睨み付けた。


「アハハハ！お前って本当にからかうと面白いよな！」


「もう！知らない！」


呆れて、何も言えない・・・本当にコイツ！ムカつく！！


その時、蓮の手が頭の上に置かれポンポンと叩かれた。


何よ！


「ゆっくり休めよ！」


急に優しい表情をされ、そんな事言われると、ドキドキしちゃうじゃない！


本当にバカ！！


「おやすみ」


そういうと、蓮はリビングから出て部屋に入って行った。


「はぁ・・・何なのよ！！」


もういい・・・私も寝よう・・・。


明日は念の為休みを取り、必需品の買い物に行くことになっていた。

一人でね！！蓮は休みが取れず明日は出勤・・・。


こうして、私たちの初夜は終わり、私も眠りに着いた。