パソコンから！ケータイから！スマホから！無料でどこでも気軽に楽しめる官能小説サイト

第5章 無言電話・・・。

今は、蓮には開店の事だけに集中してほしいので、何も話さなかった。


少し走ると、店に着いた。


前の店よりは少し小さいが、雰囲気の良い外観だった。


「可愛い・・」


「だろ？七海好きそうだよな！」


「うん！こういう雰囲気大好き！」


「中に入ろう！」


蓮について行き入口に来ると、新しい鍵で中に入った。


中は新築の香りがする。


電器をつけると、中もオシャレな内装になっていた。


これだったら一人でもこれそう！家族で食事が出来るように大きなテーブルもある。


「良いね！好き！」


「だろ？内装は、俺に任せてもらったんだ！センス良いだろ？」


「うん！凄い！！」


私は、色々と見て回り、お手洗いなども見学した。


隅々まで気が使われていて本当に落ち着く空間だった。


「七海に、一番に見せたかったんだ！」


「どうして？」


「お前のおかげだから！決心できたの！」


素直に嬉しかった。一番！って言うのも嬉しかったし！


なにより、ここで蓮が働くって思うと本当に嬉しかった。


「来月の頭にプレオープンがある！七海にも参加してほしいな」


「私も？」


「うん、奥さん役しなきゃだから、疲れると思うけど！頼みます！」


「任せて！」


オープンの日が楽しみだった。