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「私が欲しいですか?お嬢様」
第3章 執事〜結斗〜




冬休みが終わり、今日から
新しい制服、新しい学校。


「かわいい、この制服」

鏡の前でくるくる周る。
お嬢様っぽい、制服。

でもちょっと…スカートが
短い気がするな。



コンコンー。

「はい!」


晴人さんが呼びにきた。

「失礼いたします、彩芽様
時間ですので、参りましょう」

晴人さんはあれから触れてこない。
ママとは…相変わらずみたいだけど
実際の所わからない。


この家、広すぎて
ママの部屋に行くのも大変だし
それに何だかママは忙しそうで
会えてない。


寂しいけど、仕方ないのかな。


「あの、晴人さん」


「はい」


「ママは、元気ですか?
全然会えてないから…」



「元気ですよ。大丈夫です。
お仕事の関係で今は時間が作れませんが
いずれ時間を作りますので」


やっぱり忙しいんだ…
名雲家を継ぐのママだもんね…


「専属の執事をお決めになりましたら
ご報告をお願いいたします」


「あ、専属…わかりました」



忘れてた、専属のこと。








''あなたは、きっと私を選ぶ''







片岡さんの言葉を思い出す。

あれから特に何もないけど
あの声、手の感触、抱きしめられた
温もりは全部覚えてる…



どうしよう。専属。











この時、まだあたしは知らなかった。
3人の間で揺れ動く事になるなんて…


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