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刺激を求める女‥
第1章 刺激はやってくる‥

BARに通い始めて数日経った日だった。
BARのドアが開き賑やかな声が聞こえてきた。
俺は気にも止めずグラスを傾けていると聞き覚えのある声がした。
それはカウンター席で俺の横に座る男の横からだった。
「貴方、この一杯だけよ」
「いいじゃないか、妻の君とこうして外で会うなんて滅多にないことなんだから」
「家に帰ったらいくらでもお酒の相手はするわよ」
「そんな事言ってるけど、君は仕事仕事で夫の俺を放ったらかしなんだよな」
「良くない奥さんね、じゃあ家に黙っている可愛い女の子をお嫁さんに貰えば良かったじゃない?」
その女は、探していた女だったが旦那と来ている女に流石の俺も金を突き返す事は出来なかった。
チラッと視線を投げ掛けると女と目が合った。
女は隣に旦那がいるにも係わらず俺に妖艶な笑みで見つめてきた。

