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シーツのお供
第1章 クリに鞭打ち!
腿が必要以上に痙攣し、全身から汗が吹き出る。

手加減という言葉を全く忘れてしまったような衝撃で、クリトリスが取れてしまったのかと思った。

頭の先まで電気が駆け抜け、ジンジンと痛むクリトリスを擦ることも出来ないこの生贄の羊は、流れ出る涙すら拭うこともできず、ただじっとその痛みに耐えていた。


ぜいぜいと漏れる呼吸音と、ふいにはーちゃんがふふ、と笑ったその声が異様にシュールで、あたしの背中はゾクゾクと粟立つ。



「すっごくイイ声だったよ愛里…最高だよ」


はーちゃんが優しくあたしの頬を左手で撫で、本当に優しい顔で笑った。



「可愛い俺の愛里…いま、どんな気分?」


指先でつつくような力加減で、はーちゃんはあたしのクリトリスを集中的に、その鞭でぺちぺちと叩く。



「あっあっあっあっ」

「その顔最高だよ…とっても可愛い顔してるね」


ちょっとの力加減で、その鞭は弱くなったり強くなったり、ぺちぺちと一定のリズムでクリトリスばかりを叩き続けた。


「愛里」

「あッあ゛あ゛ぁぁぁッッッッ!!!」


ぺちぺちぺちぺちぺち


ぺちんっ   ぺちんっ


ぺちんぺちんっ  ぺちんぺちんっ








ばしんッッッ







「あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛ッッッッ!!!!!!!」






「ふふ…可愛い愛里。派手にイっちゃったね?」







ちょろちょろと、黄色い液が床に水溜りを作った。












頭がぼやけて、焦点が定まらない。

呼吸は熱くて、喉が焼けそうだ。



吊るされた両手首と両足首はきっと擦り切れているだろう。




それすら気がつけないほど、


クリトリスは千切れんばかりに熱を持って、ジンジンと激しく脈打っている。




乗馬鞭のいい所は、


クリトリスしか痛くないところ。




この痛みの脈が、いちいち頭の先に電気を走らせている。






この上ない快感!




(だって、他のところも痛かったら、この快感を邪魔されちゃうでしょ?)









「さあ愛里。もっともっと沢山打ってあげようね」



「…うん、いっぱいして…」










これが、あたしたちのセックス。

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