この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
近くて甘い
第7章 水平りーべ
猫が怖くてさっきまでびくびくしていたくせにっ!!



「冗談だ、そう怒るな」


「っ…」


「何もいらない…お前と過ごせるならそれでいい…」



そう言いながら微笑む光瑠さん。


ドキンっと胸が鳴った。



「───それに、そんなことに関係なく俺はお前を抱く」


「っ…んもぉっ!」



恥ずかしくなって顔をそらすと、光瑠さんは再び笑って私の頭を撫で、顔を覗き込んできた。



「明日も仕事だが、昼なら空いてる。お前は休みだろ?社長室に勉強道具をもって来い」


「本当ですかっ?」



助かる…けど…



あぁと返事をする光瑠さんを見つめる。



「会社でそんなことして…大丈夫ですか?」



昼休みとはいえ私なんかが会社に行って邪魔じゃないだろうか…



「お前はあの会社のトップの名を知らないようだな…」


「え…?」



腕を組んで、光瑠はニヤリと笑った。



「特別に教えてやろう…」


「────…」


「有川 光瑠、この俺だ。つまり、俺に文句のいう奴は誰もいない…」



相変わらず偉そうだけど…、こればかりは本当に光瑠さんは偉い訳で…
ちょっと頼もしく感じた。



「ありがとうございますっ!」



こうして…
私と光瑠先生の一対一の授業が幕を開けた。
/1187ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ