パソコンから！ケータイから！スマホから！無料でどこでも気軽に楽しめる官能小説サイト

第1章 『日常』

次の日の通勤電車で美和と会った。


いつもと変わらぬ美和の笑顔。


「美和‥美和は恋人いるのか？」


俺は自分でも驚く程、普通に質問していた。


「恋人なんていないよ。‥いきなり、どうしたの？」

「いや、昨夜、英介と尚と飲んで恋愛話しになったんだよ。だから美和にも聞いてみただけだ」

「いいなぁ〜私も行きたかったなぁ〜又誘って！」

「ああ、そうだな」


美和とは何でも話しが出来る仲だ。

その美和が昨夜の男の話しはしない。


‥恋人じゃない‥

‥なら、あの男は何者だ。


美和に確かめたかったが美和が話しをしてくれるまで待つ事にした。