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You are a woman. 〜Nao〜
第1章 『日常』

尚の姿と受付けカウンター前に立つ男を確認しエスカレーターを駆け下り受付けに向かった。
「‥尚!」
「英介!どうしたの?」
「‥お前か、尚の彼氏って?」
「ああ、そうだけど?人の女捕まえて呼び捨てなんかするんじゃなーよ」
「人の女?‥尚のこと放っておいて人の女も何もないだろう?」
「‥英介!湊!止めて!」
「尚、今日は帰る。また連絡する」
「あ、うん‥」
尚の彼氏と名乗る 『湊』 という男は手をヒラヒラさせ、尚の前から立ち去って行った。
「‥英介、ごめんね‥仕事中だったんでしょう?」
「いや、俺こそ余計な事、言ったな」
「ううん、ありがとう‥」
俺は俯く尚の頭に手を置き髪を撫で受付けから自分の部署へ戻った。
「‥尚!」
「英介!どうしたの?」
「‥お前か、尚の彼氏って?」
「ああ、そうだけど?人の女捕まえて呼び捨てなんかするんじゃなーよ」
「人の女?‥尚のこと放っておいて人の女も何もないだろう?」
「‥英介!湊!止めて!」
「尚、今日は帰る。また連絡する」
「あ、うん‥」
尚の彼氏と名乗る 『湊』 という男は手をヒラヒラさせ、尚の前から立ち去って行った。
「‥英介、ごめんね‥仕事中だったんでしょう?」
「いや、俺こそ余計な事、言ったな」
「ううん、ありがとう‥」
俺は俯く尚の頭に手を置き髪を撫で受付けから自分の部署へ戻った。

