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人妻コレクション~他人に抱かれる妻たち
第4章 弘子~主婦一人旅での出来事
携帯を握りしめたまま、弘子は激しく首を振った。

だが、男はまるで冷酷な罰を与えるかのように、笑みを浮かべるだけだった。

弘子の乳房を揉みしだき、ゆっくりと腰を振り始める。

彼のものが奥まで届くことを感じる。

かつて知らなかった濃厚な快感が、弘子の全身に拡散する。

濡れた秘唇がきつく彼のものを締め付ける。

全裸の彼が、弘子のヒップが持ち上がるほどに交わりを強めていく。

そのままの体勢で、彼はより激しく腰を振り下ろす。

「あっ・・・・、あっ・・・・・・・」

声を抑えることができない。

色香に満ちた声が、弘子の喉奥から絞り出され、確かに携帯に届く。

「弘子、どうした、気分でも悪いのか?」

普段であれば妻には無関心な夫が、今は妙に心配げに声をかけてくる。

「い、いえ・・・・・、大丈夫です・・・・・・・・」

笹本の唇が弘子の首筋を這う。

鎖骨をたどり、乳房の先端に達する。

唇で噛むように含みながら、弘子の突起した乳首をいじめる。

奥まで挿入したものをそのままに、彼がぐるぐると腰を回し始める。

「ああっ、駄目っ・・・・・・・・」

弘子は思わず、そんな言葉を漏らす。

そして、現実から逃げるように、携帯を手から離す。

だが、笹本がそれを許さない。

弘子の手首をつかみ、携帯を口元に戻し、夫と会話することを要求する。

弘子は片手でシーツを掴み、もう片手で携帯を握りしめる。

明らかに妖しげな声が夫にも伝わっているはずだ。

「あなた、そろそろ寝ますから・・・・・・」

弘子は懸命に声を抑えながら、夫にそう懇願する。

だが、夫の意志は違った。

「弘子、今日のことをもっと話してくれよ」

戸惑う人妻の両脇に、男が手を差し込む。

力強くその裸体を持ち上げ、自分はベッド上に仰向けになる。

たくましい笹本の体の上に、弘子は大胆に脚を広げて座る。

騎乗位の格好で交わりながら、弘子は背筋を伸ばす。

携帯は握りしめたままだ。

形のいい弘子の乳房が、闇の中に官能的なシルエットを浮かび出す。

「さあ、弘子さん、腰を振って」

笹本がささやく。

彼の手が弘子の腰のくびれに添えられ、前後に動くことを強要する。

片手の指を噛みながら、弘子は懸命に声を抑えようとする。
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