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人妻コレクション~他人に抱かれる妻たち
第6章 法子~部下との取引
田島がこのような男とは思ってもいなかった。

女性の扱いなど苦手で、抱いて満足させることもできない。

私は、どこかで部下のことをそんな風に見下していた。

だが、目の前で繰り広げられている現実は、まるで違った。

激しさと丁寧さを織り交ぜたような巧みな責めを、女に与えていく。

情愛を込めて愛撫を与え、猛々しく腰を突く。

ねっとりとしたキスを与えながら、女の抵抗を少しずつ緩めていく。

「ああっ・・・・・・・、ああっ、いいっ・・・・・・・・・」

部下に抱かれ、声を漏らしている女は、私の妻なのだ。

私にさえ告白したことのない快感のセリフを、妻は部下に隠そうともしない。

部下の背中に手を回し、彼の肌に爪を立てる。

顎をあげ、広げた美脚をきつく締めて、彼の腰を欲しがる。

法子・・・・・、そんなに田島がいいのか・・・・・・

部下に抱かれ、徐々に悦びの表情を浮かべ始めた妻を、私はただ見つめ続けた。

「法子さん、今度は上になってください」

田島の言葉は、私の混乱を更に加速させた。

私との間でも、妻はそのような体位を経験したことがほとんどない。

当然、妻は彼の要求を拒絶するはずだ。

だが、現実は違った。

妻は小さくうなずいた後、彼に促されるままに体勢を変えた。

布団の上に、肥った体躯の田島が仰向けになる。

妻は大胆にそこに跨り、ゆっくりと腰を沈めていく。

「ああっ・・・・・・・・」

深い吐息を漏らしながら、妻が田島と両手を絡めあう。

「法子さん、もっと深く・・・・・・」

「ああっ、凄いっ・・・・」

夫がこの部屋に来るという危惧を、妻はもはや忘れ去っている。

下にいる男を見つめながら、やがて妻は完全にそこに腰を沈めた。

「ああんっ・・・・・」

「法子さん、さあ、好きに動いてください」

「恥ずかしいっ・・・・・・」

「好きなようにしていいんですよ。さあ」

田島が妻の腰のくびれをつかみ、前後に揺する。

顎をあげ、妻はいやがるように首を振る。

だが、彼の誘導に負けるように、腰を前後に滑らせ始める。

ぎこちなさが、次第にリズミカルな、奔放な腰の振りに変わっていく。

「あっ・・・・、いいっ・・・・、あっ・・・・・」

短い声をあげつつ、妻は自分の指を噛むようなしぐさを見せる。

田島の手が妻の美乳を下方からねっとりと愛撫する。
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