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第1章 圭子～南国のリゾート地にて

「わあ、海、綺麗ね！」

ビラタイプの部屋に滞在することになった私たち。

小さなプールも備えられた、豪華な施設です。

遠くに眺めることができる海が、眩しい太陽の下で碧く光っています。

久しぶりにはしゃぐ妻の姿を見て、私は満足していました。

ディナーの後、最初の夜、私たちは本当に久しぶりに愛し合いました。

ベッドの中でのテクニックにまるで自信のない私です。

妻はどこか物足りなさそうでしたが、それなりの反応は示してくれました。

そして次の日、私たちはホテルからの紹介で、体験ダイビングツアーに参加することにしました。

ホテルから車で30分ほどのビーチ。

そこから歩いて海に入り付近のサンゴ礁を漂うだけの、簡素なツアーです。

全くの初心者の私たちでしたが、心強いことにガイドが日本人でした。

「初めてですね。あまり硬くならずに、楽しくいきましょう！」

現地在住5年という彼は20代後半でしょうか。

よく日に焼けた筋肉質の引き締まった体をしていました。

そして、くっきりとしたハンサムな顔立ちが、彼の魅力を増しています。

この旅行のために、妻は大胆な黒色のビキニを準備していました。

水着姿の妻が、眩しそうな視線をガイドの彼に送っていることに私は気づきます。