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第21章 希実子〜診察室の女医

「もっと喘いでください、先生」

西崎はもう一度、柔らかな人妻の乳房を堪能するように揉んだ。

漏れ出す息を抑えるように、女医は唇を僅かに噛んだ。

「喘いでなんかいません」

「夫以外のものを握り続けて、先生も変な気分になってきたでしょう」

「あくまでも診察ですから」

「じゃあもう少しだけ診察を続けてください」

西崎のものは更に硬さを増し、女医の手の中で巨大なサイズに変貌しようとしている。

人妻にそれを握らせたまま、彼は彼女の乳房をたっぷり揉みしだいてやった。

クールな女医の顔つきが、少しずつ揺らぎ始めている。

「先生、気持ちよくないですか」

「何も感じませんが」

「顔つきはそんな風には見えませんよ」

女医の背中に手を伸ばし、西崎は片手でブラのホックを外した。

「駄目、それは」

白色の下着が緩み、豊かな胸の谷間からずり落ちていく。

「胸を見せてください」

「これ以上は診察の範囲を超えてしまいます」

「もう少しだけですよ、先生」

顔を覗かせた人妻の乳房の頂点は、男を誘うように既にいやらしく突起している。

「いやらしい体だ」

「・・・・」

「いい胸をしてる。旦那が喜ぶでしょう」

西崎は膨らみをゆっくり愛撫し、そして桃色の乳首をつまむようにいじめた。

「あっ・・・・」

冷静な顔つきからは想像できない甘い息が、女医の唇から漏れた。

それは紛れもなく、人妻の、欲情を伴った息遣いだった。

「白衣の下にこんなエッチな体を隠しているなんて」

乳房を揉みしだき、そそり立とうとしている棹の先端を彼女の腰にすりつける。

少しずつ、女医の息遣いが乱れ始める。

「ご主人には言えませんね、こんな診察のことは」

「当たり前です・・・・」

至近距離にある人妻の瞳は、追い込まれていることを示すように潤んでいる。

西崎は、希実子の唇を吸った。

「はんっ・・・・」

戸惑った風に顔を小さく振りながらも、女医は彼のキスを素直に受け止めた。

互いの欲情を高め合うように、二人は濃厚な口づけに溺れていった。

「キスも上手ですよ、先生」

「・・・・」

「今度は先生が気持ちよくなる番だ」

腰のものを握らせたまま、西崎は人妻のいやらしい躰を仰向けに抑えつけた。