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人妻コレクション~他人に抱かれる妻たち
第24章 志津〜人妻ランナーの秘密
「ああんっ・・・」

壁に両手をつけ、志津は裸体を色っぽく屈曲させて喘いだ。

蕩けるような性の快感が全身に拡散していく。

ああっ、たまらない・・・

初めて教えられる快楽に、志津は淫らに収縮してしまう美唇を感じた。

「志津さん、どうされたいですか」

いじめるようにささやきながら、彼が軽く腰を前後に振る。

「あんっ・・・」

それだけで甘い声を漏らし、志津は艶めいた表情を浮かべてしまう。

「言わせないで・・・」

シャワーのお湯と愛蜜、そして快楽の汗が人妻の肌を濡らしている。

乾き切った夫との関係。

人妻の火照った肉体は、もっと濃厚なセックスを欲しがっていた。

「してっ、佐野さん・・・」

「どうされたいですか」

「激しく・・・、激しくしてください・・・」

志津のくびれた腰を確認するように彼が指を這わせていく。

その手が美乳を包み込む。

「ああんっ・・・」

柔らかな双丘を揉みしだきながら、彼がゆっくり腰を振っていく。

「はうっ・・・」

最初からもう、その快感に耐えることができない。

壁に這わせる指を震わせ、志津は夫には聞かせたことのない声を漏らし始めた。

「あっ・・・・、あっ・・・・、あんっ・・・・」

時間をかけて、彼は優しく、時に激しく腰を突いてくる。

それは、いつも性急な夫の愛し方とはまるで違うものだった。

「志津さん、こっちを向いて」

うっとりとした表情で振り向いた志津に、彼が甘いキスを与える。

「あんっ・・・」

求められるまま、志津は舌を差し出し、淫らな口づけに溺れた。

次第に荒々しいものに転化していく彼の腰の動き。

「あっ・・・・、はうっ・・・・、あっ・・・・」

彼に唇を吸われながら、志津は快感のスロープを駆け上がっていく。

「志津さん、どうですか」

「もう・・・・、ああっ、私・・・・」

初めて知るエクスタシーの予感だった。

濡れた人妻を後方から抱きしめ、彼は交わる腰を激しく振り続ける。

「ああっ、凄いっ・・・・」

「志津さん・・・」

「駄目っ、イっちゃいそう・・・・」

唇を開き、志津は耐えきれない風に上を向いた。

「志津さん、素敵だ・・・」

とどめを与えるように、彼が激しく腰を突いた。

「ああっ、イクっ!・・・・」

裸体を痙攣するように震わせ、人妻は初めて絶頂に昇り詰めた。
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