この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
half. ~Sweet blood~
第2章 同情と、優しさ…


「お前の血より満たされる事?そんなのあるわけないだろ、バカかてめーは」


「バカでもいい、教えてやるよ」


俺は手を引かれベッドに連れていかれる。
裾で鼻を覆い口で息をした。


やばいんだよ。我慢出来なくなる。



「好きなトコ噛めよ」


雪斗は上半身の服を脱ぎ捨て俺に覆い被さる。身動きが取れないように両手を掴まれた俺は、鼻腔に甘い香りが入るのを感じた。


「っ、離せよ」


「歯、出てきてんぞ。我慢すんな欲しいんだろ」


「ハァ、頼むから…手はな…せ」


「主は俺だろ?決めるのは俺だ。早く噛め、我慢なんてする必要ないだろ」



駄目だ、頭がおかしくなる…
欲しい、雪斗の血が欲しい…



雪斗は口元に首を近づけると、掴んでいた手を離した。俺は首に手を回し引き寄せ…




ゴキュ、ング、ゴクン…



「い…っ…」


もう止まらねーよ。

甘い味が口から流れ身体に染み込む。
ドクドクと溢れる血液は俺を満たす。



「ハァ、ハァ…」


「もういいのかよ」



頭を縦にふり答えた。



「なぁ、分かるか?これが優しさだ。halfだってな優しくされていいんだよ。我慢なんてすんな」



優しくされてもいい…のか?
我慢しなくてもいい…のか?



「まだ子供なんだ、悲しい事に慣れるな」




/139ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ