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第6章 痴漢男〜5章続編

水と服とアフターピルを貰って。
シャワーを借りて浴びる。

シャワーのあと、コーヒーを
飲みながら、
『ねえ、貴方名前は？』

『ふっ。そこからか。』

『だって名前聞いてない。』

『まあ言ってなかったからな。
明希だ。お前は。』

『梨乃。明希は医者なのよね？』

『自分の目で見ておいて。
わからないのか。』

『わかるけど…。』
なんか色々聞かれるの嫌そうだな。
まあ出会いも出会いだしな。
私達の関係ってなんだろ。
セフレ？
医者と患者？うーん…
恋人ではないよね。多分。。
好きなんてお互い一言も
言っていないし、私も気になる
だけで、惹かれてはいると
思うけど、恋愛感情はいまいちかも
しれない。

『なに、百面相してる？』

『あっ、なんでもない。』

『そうか。なら、病室戻るか？
それともここでいるか？』

『ここどこ？』

『俺の部屋。』

『いや、そうじゃなくて…住所とか。』

『ああ、病院内の俺の寝室。』