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酒屋・女主人☆繭子さんの誘惑
第2章 lesson1
「そうです。兄の名前です…。」




店内へ入って来た時より、心地いい大人の女の香りが近くに鼻を付いた。






柔襞を想わす紅いルージュが塗れて輝いている






肉唇と甘い吐息が、





ボクの座った座布団まで匂い立った。




女座りをして膝を崩して生白い美脚が露わになり、





ボクは、視線を逸らしたが…。






「わたしは繭子。お兄さんのコトを訊いてごめんなさい。




お詫びに…」





ボクの傍へ近寄った繭子は、



しなやかな美しい指使いで







しなを作り上げ色っぽく白い肌の谷間の






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