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銀の木洩れ日亭へようこそ
第3章 魔法を嫌う森
迷う必要はない筈だ。

ルチアのお陰で怪我は完治した。

あれから5日…5日あれば、奴らはここを嗅ぎ付けるだろう。
もしかしたら、もうすぐそこまで来ているかもしれない。


長居すればする程、命の恩人を巻き込む危険性も高くなる。



だから、別れが惜しいとか、思ってる場合じゃないだろ?


心の中のもう一人の自分がしきりに警鐘を鳴らす。


「そう、だな。そろそろ…」


わかっているのに…

ルチアのミルクティー色のふんわりした髪を、同じ色のふさふさした長い睫毛を、それに彩られた澄んだルビーの瞳を…

それらを見つめていると、何故かジークは腰を上げることができなかった。




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