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銀の木洩れ日亭へようこそ
第1章 君を拾う
目の前の少女を信用したわけではない。

だがこの数日間の逃避行を思うと、ここはあまりに心地良く、安らぎが満ちている。


ジークはそっと部屋の様子を窺った。

そう広くはない四角い部屋。
まだできて間もないのか、建材は瑞々しさが目立つ。

自分が占領しているベッドの他には、壁に干された薬草や棚に整然と並んだ陶器の器具類。
天井まで届く書棚は分厚い本でみっしりと埋め尽くされている。
少女の前の机にも、作業中のものなのか、やはり本や紙束が塔のように積み上がっていた。

薬師か、治癒を専門にする魔術師といったところか。

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