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可愛いヒモの育て方。
第7章 露天風呂へ

 麻人はそう言って笑った。
 夕食を終え、食休みをしていると、女将が膳をさげに来た。

「ごちそうさまです」
「すごく美味しかったですよー」
「それは良かったです。そういえば、お二人は外の露天風呂には行かれないんですか? ここから歩いて二十分ほどにあります。そこからもう少し行った先には、名産品を売る店もあります。是非一度、足を運んでみてくださいませ」

 それだけを言い残し、再び部屋の前で深々と頭を下げて女将が出ていく。動作の一つ一つが雅(みやび)やかだった。

「露天風呂、どうする?」
「だって混浴でしょう?」
「今さらそこ気にする?」
「いや、友梨香さんの裸はもう見慣れましたけどー。他にもいるでしょう? 客」
「あーまあ、確かに」

 私は時間を確認した。八時過ぎ。

「行くとしても、もうちょっと遅い時間がいいね」
「そーっすね」

 確か、一晩中利用できると聞いた。その向こうの店は閉まってしまうだろうが、仕方ない。
 それまで何をしてよう、なんて呑気に考えて、ふいに思いついた。散歩。こんなに広くて豪奢な旅館に泊まる機会なんてないし、食後の軽い運動に。
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