この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
可愛いヒモの育て方。
第8章 芽生え

 麻人の指はローターを探すように、中で蠢く。息を詰め、その感覚に耐えた。
 ようやく麻人の指が、ローターを捉える。ゆっくりと中から引き出され、振動する場所が変わるたび、どぷりといやらしい愛液が零れるのがわかった。
 最近、妙に濡れやすくなった気がする。どうしてだろうと、頭の片隅で考える。
 ローターが、体の中から消えた。ずっとやむことのなかった振動がなくなり、強張っていた体から力が抜けた。

「大丈夫ですか?」
「……全然大丈夫じゃない。ばーか」

 顔を覗きこんでくる麻人から目をそらし、愚痴るようにそう零す。まだ、膣の中は少し痺れているような変な感じがしていた。
 オモチャなんかで感じて、からかわれるのを覚悟していたのに、そんな様子もなかった。乱れて顔にかかった髪を、麻人の指がどけてくれる。

「続き、できます? それとももう、今日は休みますか?」

 髪はずっと、触られたまま。麻人の問いかけに、あれ? と思う。
 何かが違う。内心、首をかしげる。麻人が私を気遣って、自分の欲求よりも、私の欲求を優先させてくれるのはいつものことだ。
/292ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ