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第10章 再会は突然に

そして結局空のおねだりに折れた私は





楽しそうにフレームを選ぶ空を






不機嫌マックスの顔でただ見つめていた









「杏里笑って笑って～！」








全力スマイルでダブルピースをする空





まるで証明写真のような顔で立ち尽くす私









３、２、１、





カシャｯ







そんな私の顔を
横目でチラチラ見てくる空が






いきなり私の名前呼んだ







名前を呼ばれ顔だけ空の方に向ける









ﾁｭ･･･







カシャ･･･ｯ