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主な君に逆らえない
第4章 title 濡れた女
従うことしか能がないような今の私です

戸惑い・・躊躇いがちに・・ゆっくりと開いた着物の裾の間へ指を忍ばせます

直ぐにふわりと秘所を覆う茂みに指が触れました


未だに直に触れたことのない局部へ、恐る恐る指を忍ばせます

柔らかな皮膚の先にヌルリと湿るヒダに辿り着きます

トイレでの排泄、お風呂場での入浴時にしか触れることのない秘所をじっくりと観察するかのように指で確かめます

「どうなってる?」

イヤホンから響く透矢の声に、ジュッと奥から熱い液が流れ出てきました

言わないと・・・いけませんか?


恥ずかしくて口にする事をしたくはないのですが・・・

無論許していただけるとは微塵も思っていません


「・・・ぬるっと・・・してます」

「どんな風に?」

「あ・・あつくて・・・や・・柔らかな・・ヒダの・・中に・・ツルツルとした・・感じがあり・・ます」

「もっと指を下ろしていけ」

私の全てを熟知しているかのような口ぶりに

怒りではなく、快感を憶えているわたくしは


本当にどうしようもない破廉恥な女だと思います
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