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主な君に逆らえない
第4章 title 濡れた女
一体どうしたというのでしょう?・・

私を見る度に笑い転げる勢いです

「むふふふふっあっはっはぁはぁあっははははっは・・・あ~・・むふ・・失礼致しましたわっ・・はっふぅ・・はぁ・・貴女・・くくっふっ・・透矢様の彼女では・・・いらっしゃいませんのね。ふふっ・・私ったらもぅ・・本当にっ・・ふふっ」

笑いを押さえ込んで私に告げた言葉が頭に突き刺さります

「どういう・・?」

理解できない頭を必死に回します

「あら?本当にご存知ありませんのね?この学園の習わしを」

「習わし・・ですか?」

「まぁまぁ無知な天璃矢の御令嬢にこの桜塚 美鈴・・こころ優しい~いわ・た・く・し・が!
教えてさしあげますわぁ~!」

張り切っている桜塚さんの好意に甘えることにしました

「是非。ご教授賜りたくお願い申し上げます」

「ふふん♪良くってよ」

満足そうに口角をあげると、腕組した彼女を見詰めました
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