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毒舌
第12章 病院にて
両方の乳房を調べ終わると
先生はカルテに
サラサラとペンを走らせた。
「ぜんぜん問題はなさそうよ。まだ若いしね」
「ありがとうございます」
「心配なこととかあれば機械で精密検査も出来るけど、別に必要ないかしら?」
「はい」
超簡単に終わってくれて
何だか得した気分。
「年に一回とか定期的に検査に来てくれたら病気の発見も早くて軽く済むから。健康だからって疎かにしないでね」
「はぁい」
先生は席を立ち
空間を仕切ってあった
脇のカーテンを開ける。
見たことのない椅子の
検査台が見えた。
「あ、下着脱いでもらうの忘れてたわね」
「え?あ、はい」
「スカートはそのままでいいからショーツだけはずしてきて」
ごくり。
今からあそこに
自分が乗るのかと思ったら
また緊張して来ちゃった。