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毒舌
第19章 ナイト・メア


私が
ブルーな顔でいたからか

朝礼の時
香島さんが
こっちを気にして
見てたような気もしたけど

私は目をそらした。


朝礼の後も
話しかけては来なかったから
別にいいけど。


「今週の営業成績、がた落ちね」


私の横で
森さんがしみじみ呟いた。


「え?」


森さんの見上げる壁に
貼り出された
営業成績のグラフがあった。


「全体としては上がってきているのに香島くんだけいつもの半分もいってない。まあそれでもトップだけど」


独り言みたいに
ふむふむと
納得して去っていく。


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