この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
毒舌
第20章 初恋


気味の悪い
一瞬の浮遊感の後

落ちて
地面に叩き付けられるはずの
そんな私は

きつく
目を閉じていた。


何か
衝撃を感じたけれど

どこも痛くない。


死んだからかしら?


「……ったく、馬鹿じゃねえの?」


耳元で
誰かのうめき声が
鼓膜を振るわせた。

目を開けると
手触りのいい
光沢のある生地の着物、


――着物?


キラキラと
風になびく銀の糸。


私を抱えて
街灯にぶら下がっている
トビの姿が

夜の闇に
明るく浮かび上がる。


「っ!?」


/740ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ