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第20章 初恋

オドオドと
戸惑いながらも

おっかなびっくり

トビの頬に
手のひらをあててみると

驚くほど熱い、

人間とは体温の平熱が
異なるのかしら、


でもでも
触れるという実感が
皮膚を通して伝わって

思わず鳥肌がたった。


「お前自分が何したかわかってんの？何してくれてんの」

「ご、ごめんなさっ……」


自分
一体何をしたんでしょ。

よくわかってなくて
ごめんなさい。