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毒舌
第22章 心機一転
「おはよぉ~」
「あ、萌絵ちゃんおはよ」
萌絵ちゃんにも
笑顔で挨拶を返すと
彼女は
ちょっと何か企む
猫みたいな笑顔で
すすす、と近付いて来た。
「今日ー萌絵が香島さんにお茶出してきてもいいかなぁ~?」
「どうぞどうぞ。ていうか何で私に聞くかな。ほんとに香島さんとは付き合ってないからね?」
「ふぅん~?」
朝のお茶出しだって、
本人からリクエストない限り
普段
私はやってないのに。
緒先輩方が恐いから
香島さんとは
社内でも
なるべく
関わりたくないっていうか。
「じゃあ萌絵、香島さんにアタックしてみようかな~」