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毒舌
第22章 心機一転
二人との
お喋りしながらの
飲み食いは
いつの間にか
グングンと楽しくなって
勧められるがまま
カルピスサワーや
梅酒ソーダなど
色んなお酒を
ついつい飲んでしまった。
『おい。ほどほどにしておけよ?』
「らいじょーぶ、これはおいしーし」
『いや、不味いかどうかはどうでもいいだろ。お前酒も飲んだことないのに……』
「トビはうるさいしんぱいしょーれすねー!」
私がトビと話してると
恵美みんが
私の顔の前で
ヒラヒラ手を振りましたよ。
手品ですかねー。
「琴美、だいぶ酔ってるみたいだけど大丈夫?」
「私たちそろそろ帰るけど~」
「おー。確かにフラフラしまふねえ。れもらいじょーぶ!友達に迎えにきてもらうれふから二人は気にせず帰ってくらはい」
『どんなけ酔ってんだお前』
二人を見送り
イッちゃんに
メールをするんれすねえ。
お店の名前と
住所を入力するのに
苦労してしまうれす。
「っと、送信っ!」
メールを飛ばして
私はすっかり
いい気分になったれすよ、
うとうと。
トビが何か
言ってるれすけど
眠たいので
明日ききまふよ。