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第24章 愕然

もう
なんていって
止めればいいのか

頭はちっとも働かないし。

悲しいわけじゃなく
なんだか
申し訳ない気持ちで

涙が溢れた。


『一華や香島の好きにさせて、されるがまま受け入れろ』

いつかのトビの言葉が
聞こえるようだった。


（ほんとに。ほんとにそう思うの？トビ。そんなの余計に傷付けるだけじゃないの？）

「愛してるよ」


敏感な乳首を舐められて
身体がビクリと震えた。

気持ち良さに
声が出そうになるのを
食い止め

動かない腕に力がこもる。