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第26章 キャパシティ

「琴美ちゃん、おっぱい弱いもんね」


香島さんの呟きは
聞こえなかったことにした。

皆なんでわざわざ
そういう恥ずかしいことを
言ってくれるのかしら！

香島さんもばかっ！


「さて。話もまとまったところでそろそろ会社行く支度でもしようか」

「かいしゃ！？」


すっかり忘れてた！

慌てて時計を見て
私はわたわたとする。


……ん？

話はまとまった？