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第28章 新章

私がメイクしてる間に
手早くシャワーを済ませて
出てきた香島さんに

思わず目を奪われた。


水も滴る
いい男っていうのは
こういうことかしら、

どうしたわけか
セクシーさが増している。


テレビの中でみる
イケメンタレントくらい
遠い存在でいいのに

どうして
私の目の前にいるんだろ。


「時間まだあるね。朝ごはん食べにいこうか」


ぼんやりしてたら
何故か笑われた。