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第33章 見えない魔の手

腕さえ自由なら
どうにかして
逃げれるかもしれない。

とりあえず、だけど。


ドＭ設定も
出来たら塗り替えたいし

私から攻めるほうが
純情男子には
良さげじゃないかしら。


攻めないけど！


そんな
私の打算的な考えが
見抜かれたかはわからない。

りおくんは
「んー……」と

ちょっと考えてから

憎たらしくも
可愛い微笑みを浮かべた。


「それはあとでね」

「わわっ」


内腿を撫でながら
太ももにキスとか

おませさんだわ！