この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
毒舌
第40章 溢れ話
「アーガとルタ。」コトミ
「作中での明言は避けたが為に読者は困惑しているかもしれない」トビ
「多分あれはトビと私の生まれ変わり?」コトミ
「そう思うか?」トビ
「だって。トビ言ってたもの。もし次に人間として生まれ変わったらもう絶対離さない…みたいなこと」コトミ
「予想より斜め上くらいは行けたかよ?」トビ
「もともとずっと私の中にトビがいたから、。。体を共有には慣れてるつもりだったけど」コトミ
「同じ体じゃ駄目だ。違う俺とお前が交わるから意味がある、――とりあえず常に手が届く距離は最低条件」トビ
「いやいや。常に手が届くどころか…なんですけど」コトミ
「俺の気分一つでいつでもエロ」トビ
「だ、ダメダメ!//授業中とかに悪戯しないで!////」コトミ
「どうせお前黒板見れねえだろ。退屈してんじゃないかとアーガは気を使ってだな」トビ
「クラスの皆にバレちゃうぅっ。こらえて!ルタ(>_<)」コトミ
「とりあえず二度と香島的な間男に寝取られまい。完全なる独り占めだ」トビ
「でも家族なのに~」コトミ
「そこは些細な問題だろ。ずっと妖怪だった俺が半神となり、人間の魂をどうこう出来る立場にまでなった。香島を生き返りや琴美の存在をなくすことは本来禁忌――俺も漸く人間になれたんだ、血の繋がりなんか目じゃねえよ」トビ
「アーガもやっぱりそういうとこあるよね。未来なのか異世界なのか知らないけど……二人とも幸せに暮らせるといいな」コトミ
「は。幸せだろうが」トビ