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出会いは必然に
第1章 きっかけは偶然に
ちょっと好みのコンビニのバイト君を今日も見ながら
お弁当と1本のビール。・・・とデザート。
それが私の今日のご褒美。
駅からそう遠くない高級マンションのエントランスで
鍵を開け、エレベーターを待っている時に
スッと誰かがエントランスに入ってきた。
あ・・・・
隣の人だ。
「こんばんは」
とりあえず挨拶するけど
この人って、いったい何者?
いつも小汚いジーンズにスニーカー。
髪型もボサボサ・・・・まではいかないけど整っているとは言い難い。
そして伸ばし放題のヒゲにサングラス。
いつもこの格好だからサラリーマンとは考えにくい。
それなのに、このマンション?
ここの家賃、安くないはずだけどな。
出来の悪い道楽息子か・・・
「陽菜ちゃん。今帰り?働くね~」
「半田です。名前で呼ばないでくださいって何回お願いしたら分かるんですか?」
この人は初めての挨拶の時から私をちゃん付けで呼ぶ。
「良いじゃん。隣同士なんだし。俺のこともタカシって呼んでいいよ?」
「結構です。大川さん!!」
「つれないなぁ~」
つれなくて結構。
薄気味悪いお隣さんと仲良くする気はないわ。
お弁当と1本のビール。・・・とデザート。
それが私の今日のご褒美。
駅からそう遠くない高級マンションのエントランスで
鍵を開け、エレベーターを待っている時に
スッと誰かがエントランスに入ってきた。
あ・・・・
隣の人だ。
「こんばんは」
とりあえず挨拶するけど
この人って、いったい何者?
いつも小汚いジーンズにスニーカー。
髪型もボサボサ・・・・まではいかないけど整っているとは言い難い。
そして伸ばし放題のヒゲにサングラス。
いつもこの格好だからサラリーマンとは考えにくい。
それなのに、このマンション?
ここの家賃、安くないはずだけどな。
出来の悪い道楽息子か・・・
「陽菜ちゃん。今帰り?働くね~」
「半田です。名前で呼ばないでくださいって何回お願いしたら分かるんですか?」
この人は初めての挨拶の時から私をちゃん付けで呼ぶ。
「良いじゃん。隣同士なんだし。俺のこともタカシって呼んでいいよ?」
「結構です。大川さん!!」
「つれないなぁ~」
つれなくて結構。
薄気味悪いお隣さんと仲良くする気はないわ。