この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
一度だけ抱いて~花は蝶に誘われてひらく~
第13章 第一部第三話【戀月桜~こいつきざくら~】 龍馬という男
 気がつけば、龍馬がまた小紅を真っすぐに見つめていた。何故だか視線が逸らせなくて、小紅は龍馬の黒い澄んだ瞳を見つめ返す。この男の眼はよく晴れ渡った星を瞬かせる夜空のように澄み渡っている。どんな人の心の底にある欺瞞や嘘をも瞬時に見抜いてしまいそうなほどの不思議な力を持っていた。
「小紅どのというたか。小紅どのは何ゆえ、そのように哀しげな表情(かお)をしとるんじゃ? 初めて逢うたときは、そこまで哀しそうではなかったぞ」
/2220ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ