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一度だけ抱いて~花は蝶に誘われてひらく~
第13章 第一部第三話【戀月桜~こいつきざくら~】 龍馬という男
「―美味しい」
 ほろりと涙がひと粒零れ、白い頬を流れ落ちた。餡切りが美味しいからというよりも、龍馬の優しさが嬉しかったのだ。ほんのりとした甘さが身体にひろがり、それが元気の素となっていくようだ。
 見ず知らずの他人にここまでの優しさを示してくれる人がこの世にいるのかと思えば、生きていくのは満更棄てたことではないと思えてくる。龍馬のように無私で人のために考え動ける人と出逢えたのは奇蹟のようものなのだと思った。
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