この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
一度だけ抱いて~花は蝶に誘われてひらく~
第16章 【戀月桜~つきこいざくら~】決着~安政六年四月五日宗徳寺 
 二人で背中合わせになりながら敵に刀を構えていた最中、龍馬が囁いた。
「おまん、ただ者じゃないな? 栄佐っつうのはただの世を忍ぶ仮の姿じゃな。栄佐さん、おまんはただの役者崩れじゃのうて、武士、それも相当の遣い手じゃ」
 龍馬自身、北辰一刀流の遣い手であった。しかし、この時、彼は栄佐が我が身以上の武芸者であることを瞬時に悟った。
「その剣さばきは直心陰流じゃのぅ。そこまでの腕を持ちながら、盗品売買の用心棒とは刀が泣くぜよ」
/2220ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ