この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
一度だけ抱いて~花は蝶に誘われてひらく~
第16章 【戀月桜~つきこいざくら~】決着~安政六年四月五日宗徳寺 
―海のような男だな。
 それが栄佐の龍馬に対する印象であり、図らずも小紅も栄佐と同様な想いを龍馬に抱いたのだった。
 栄佐が小紅の知らない場所で交わした龍馬との約束を思い出していると、小紅の明るい声が物想いを破った。
「坂本さま、お元気で!」
「ああ、小紅どのもな」
 旅装姿の龍馬が笑顔で歩いてゆく。
 栄佐はゆっくりと遠ざかる広い背中をいつまでも見つめていた。
/2220ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ