この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
一度だけ抱いて~花は蝶に誘われてひらく~
第21章 第二部・第四話【悲願花~女になった男~】 兄の悩み
「ありがとうよ、椿は落椿といって、花冠ごと首がもげるように落ちるだろ? だから、めでたい着物の柄には合わねえって仕立てを引き受けてくれるところもなかなかなくてさ。これは俺があり金はたいて白布から意匠を注文して染めて作らせた布なんだ」
「まあ、わざわざ白布から染めて? じゃあ、特注品だし、この世に一つしかない絵柄ですね」
「〝椿尽くし〟」
「―椿尽くし」
 輿平太の言葉を小紅はそのままなぞった。
/2220ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ